がん闘病後の別れは突然の事故死よりマシ

投稿者: | 2017年11月21日

こういうことを言いますと、乳がんが発見されたりしてがん闘病の真っ只中の家族がいる方には申し訳ないかもしれませんが、しかし交通事故などで突然亡くなられてしまうよりは、病院での入院期間があった後のお別れの方が、まだ気持ちの整理がつきますよ。突然の死ですと、受け入れるまでが時間がかかりますから。

それにがん闘病ともなりますと、少なくとも1ヶ月以上、数ヶ月に渡る入院にもなりますよね。その期間で気持ちの整理が徐々についていくこともありますので、交通事故で突然の死がおとずれるよりもいいと私は思ってしまいます。

がん闘病の程度にもよりますけれど、がん闘病中の本人からしてみたら、一瞬で死ねる交通事故の方がずいぶんとマシだというものでしょうか。しかし死に向かっての身辺整理だって突然の交通事故死では、そのような時間がありませんからね。

ただ、がん闘病は身体のしんどさを伴うことですから、本当にこれは一概にはいえないことですけれど。なんにせよ、悲しい別れはないに越したことはないのですが。