病気の感染源となるコウモリが危険である

森などの自然に近い場所に自宅があると、コウモリを見る事はそれほど珍しいことではありません。ただ、そのコウモリが自宅の周辺の電線などに止まっている状態や、自宅の敷地内にコウモリを見る事が多い場合には注意が必要となります。

コウモリは、基本的には人を襲うことありませんが、尿や便なども生活圏内に落としていくため、危険な病気に感染してしまう可能性があります。

コウモリが媒介する危険な疾患に狂犬病があります。日本国内においては飼い犬への予防接種を徹底したために犬から感染する可能性はないのですが、コウモリを媒介して感染する可能性は否定できません。狂犬病は高確率で命を落とす危険な病気です。

そして、アルボウイルスなど複数のウィルスを感染する可能性、そしてダニやノミに注意する必要もあります。コウモリが生活圏内にいる場合には、巣穴を埋めてしまう方法や、コウモリが寄ってきてしまう原因を排除します。

コウモリは小さな虫を食べるために街灯などに集まるので、自宅の電球を変えるのも良い対策となります。