がん闘病の眠れない入院生活

投稿者: | 2018年1月5日

私は20歳でがんが発覚して、手術・入院・化学放射線治療を行いました。ステージは3aでした。最初にがんと宣告された時は実感が湧かず、漠然とした不安を感じました。初めての全身麻酔による手術を受け、死を感じました。手術時間は8時間を超えたためか、術後も1週間ほど吐き気が収まらず、一日中吐いていました。2週間経つと吐き気は収まりましたが、熱があり、傷口が痛むことがありました。入院中に大切だと感じたのは日中の歩行訓練です。歩くことによって身体の調子を整えることもできますし、日中身体を動かすことで夜寝つきやすくなります。病院の夜は想像以上に騒がしく、3週間の入院生活の中で、熟睡できた日はありません。睡眠薬を投与した日もありましたが、ほとんど効果がありませんでした。しかし、日中よく動いた日は2時間くらいは深い眠りにつくことができました。もし、入院する予定がある方は日中動くことと、アイマスクや耳栓などの睡眠グッズを持参することをお勧めします。